- 2011年3月12日 10:16 AM
- レビュー
バックを降ろさずサイドから素早くカメラを取り出せる使い勝手の良いカメラバック
のフラッグシップモデル
Lowepro Fastpack350
以前にお届けした「ロープロ ファストパック200 その1」と「ロープロ ファストパック200 その2」のレビュー記事に続き今回はファストパックシリーズのフラッグシップモデル、ファストパック350をご紹介します。ファストパック200と350は類似している部分も多い為、今回は補足的なレビューとさせて頂きます。
ファストパック350外観
ファストパック200と350のサイズ比較やサイズの詳細に関しては以前の200のレビューで詳しくご紹介していますので、そちらを合わせてご覧ください。
ファストパック350は単体のデイバックとして見ると少し大柄である。従ってエレベータや電車などでは多少気を遣う必要がある。また積載重量に対応する為にベルト類が多くなっている。
ベルト類の脱着は特に難しい事はなくスムーズに行える。作りもしっかりしており不安は無い。
左下の写真はこのバッグの特徴であるサイドのカメラ取り出し口を開いたところである。
ファストパック350内部収納
内部は200に対して左下のバッグを寝かせた写真で言うと幅(写真での左右方向)と高さ(写真での上下方向)が拡大されている。高さは5ミリなのでそれ程は差は無いが、幅は3.5センチ拡大されているので200では小さくなっていた左列のパーテションが右列と同じくらいになるまで拡大されている。これによって左列のパーテションも右列同様に経の大きめのレンズが収まるようになっている。

標準レンズ付きAPC-C機収納 EOS 7D+EF-S15-85 IS USM 勿論レンズフードを反転しなくても収まる。写真では左列のパーテションの仕切りを外して望遠レンズEF70-200 F4L IS USMを収めている。右奥Tamron 90mmMacro レンズフード付き 右手前EF-S10-22 USM。
内部サイズが拡大されている事からレンズが大きくなりがちなフルサイズ機も納めやすくなっている。

フルサイズ機も余裕で収まる 左手前 Tamron 90mm Macro 中央EOS 5DmarkⅡ 右奥EF17-40 F4L USM 右手前Sigma 50mm F1.4 HSM。ファストパック200ではレンズフードを外さないと収まらなかったTamron 90mm Macroが350ではフード付きで収まっている。

望遠レンズ付きカメラも収まる 中央EOS 5DmarkⅡ+EF70-200 F4L IS USM 右奥 EF17-40 F4L USM 右手前EF24-105 F4L IS USM 左手前レインカバー 左奥EF24-105用レンズフードフードEW-83H。
上部気室にはファストパック200同様レンズ付きの望遠レンズEF70-200 F4L IS USMが収まるが気室自体(フタの部分がもっこり膨らんでいる)が大きくなっているのでカメラ周りの余裕も拡大している。右下の写真を見て貰うとわかるがカメラの液晶部分から後ろにまだ余裕が残っている事がわかる。なお写真ではカメラを横倒しにしているが350では横倒しにしなくても収まる。
ファストパック350には200には無いノートPC格納気室がある。右下の写真はかなり大型の15インチ画面のノートPCだが余裕で収まる。(ノートPC格納気室の内寸はファストパック200レビューその1に情報があります。)ただ、この部分にノートPCを格納して携行する人はどれだけいるのだろうか?と個人的には思う。実際の用途としては地図や書類などを格納するのが最も現実的かと思います。
ベルト類
ファストパック200と350の一番の違いはその大きさだけに収まらず、機材の重量アップに対応すべくベルト類も増えている事である。増えたベルトとしては、胸の部分のチェストベルト、腰の部分のウエストベルト、そして肩の部分にあるベルト、このベルトはジャケットなどを取り付けておける。出先で熱くなった時にジャケットを脱ぐと撮影の邪魔になるので、これは有り難い装備だと思う。
三脚取り付け
ファストパック200同様にサイズ調整可能でワンタッチ脱着可能なベルトを1本用意する事で三脚を取り付ける事が出来ます。
「ロープロ ファストパック200 その1」に詳しい説明がありますので、合わせてご覧下さい。
ペットボトル
こちらもファストパック200同様、サイドネットにペットボトルなどが収まります。ファストパック特有のバッグを左前に回す動作をしてもペットボトルは落下しません、ただし、時々みかけるプラスチックが極端に薄くペコペコなタイプのペットボトルの場合ゴムのテンションが掛かりにくいらしく、いつも以上にしっかりゴムでテンションをかけないと落下する場合がありますのでご注意下さい。
以上、補足的なレビューとなりましたが、350はファストパックシリーズのフラッグシップモデルだけあり、必要な装備が最初からきちんと準備されており、収納スペースも不足を感じる事は少ないだろう。完全な形のファストパックを求めるなら350以外に選択肢はないと思うが、ファストパック200に対して若干のサイズアップと重量アップをどう考えるかである。気楽に出かけるなら200、気合いを入れて行くときは350と使い分ければベストと思うが、なかなか悩ましいところではある。
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